AWS Elastic Disaster Recovery(DRS) のフェイルバッククライアント上で任意のコマンドを実行する方法

AWS Elastic Disaster Recovery(DRS) のフェイルバッククライアント上で任意のコマンドを実行する方法

Clock Icon2024.10.08

困っていること

オンプレミスのサーバに AWS Elastic Disaster Recovery(DRS) のエージェントを導入しています。
緊急時にはフェイルバッククライアントを利用し、S3 の VPC エンドポイントを経由したサーバ復元を行う予定なのですが、事前にフェイルバッククライアントから当該の VPC エンドポイントの名前解決が可能であること、また AWS への通信経路が存在していることを確認しておきたいと考えています。
フェイルバッククライアント上で nslookup などのコマンドを実行する方法はありますでしょうか。

どう対応すればいいの?

フェイルバッククライアント起動後、Ctrl + C を押下することでスタートアップスクリプトの画面から抜けることが可能です。その後、以下コマンドで ec2-user にスイッチすることで、フェイルバッククライアント上で直接各種コマンドを実行することが可能な状態になります。

sudo su ec2-user

2024-10-08_17h37_06

nslookup なども追加パッケージをインストールすることなく、最初から使える状態になっていますので、必要なコマンドを実行して事前確認を実施してください。

参考資料

Using the Failback Client - AWS Elastic Disaster Recovery

How to perform Failover and Failback using AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS) between VMware and AWS environments

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